植込型補助人工心臓実施医 更新認定基準
(1) 心臓血管外科専門医、または日本胸部外科学会指導医、または日本心臓血管外科学会国 際会員である。
(2) 日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会、日本人工臓器学会に所属している。
(3) 実施医認定後5年間に、植込型2例を含む5例以上の補助人工心臓(*1)の臨床経験 (*2)を有する。
(4) 実施医認定後 5 年間に補助人工心臓治療関連学会協議会植込型補助人工心臓実施基準 管理委員会が承認した研
修プログラム(*3)に3回以上参加している。なお、5 年間 で10例以上の補助人工心臓の臨床経験を持つ場合
には、研修プログラムに2回以上参 加していればよい。
(5) 上記基準に基づき、補助人工心臓治療関連学会協議会植込型補助人工心臓実施基準管理 委員会が認定する。
*1:保険償還された補助人工心臓の機種であること。
体外設置型: Nipro(Toyobo)、AB-5000
植込型: EVAHEART、DuraHeart 、HeartMate Ⅱ、Jarvik2000、HVAD (2018/7現在)
(実施施設認定後申請までに施行された治験機器は含める)
なお、遠心ポンプを使用した左心バイパス(ここでは左室脱血-大動脈送血を指す)につ いても、手術手技上
同等と見做すことができるので補助人工心臓の経験として含めるこ とができる。
但し、LV vent付きのCentral ECMOはVADの経験としては認めない。
植込み型補助人工心臓の正中切開を伴わないデバイス交換手術は何例実施しても 1 例 のみを手術経験として
含めるものとする。
*2:所属施設において装着術を施行した症例であること。 なお、所属施設が植込型補助人工心臓実施認定施設
以外の場合には、所属施設において植 込型補助人工心臓装着例の入院あるいは外来での管理を3ヶ月以
上行った症例を含める ことでもよい。 実施医認定後更新申請までの補助人工心臓経験症例については、
別紙により申告すること。
*3:東京大・東京女子医大共催補助人工心臓研修コース、国立循環器病研究センター・ JACVASのコース、西日
本補助人工心臓研修セミナー、東北・北海道地区補助人工心臓研 修コース、九州・沖縄地区補助人工心
臓研修コース。
補助人工心臓治療関連学会協議会
〒112-0004東京都文京区後楽2-3-27 テラル後楽ビル1F
特定非営利活動法人日本胸部外科学会 内
更新日:2019.05
植込型補助人工心臓実施医の更新認定申請に関わる審査要領
2021 年 10 月 19 日
補助人工心臓治療関連学会協議会
植込型補助人工心臓実施基準管理委員会
Ⅰ. 全般的事項
申請に際しては以下の諸点にご留意ください。
1. 次節の「申請書作成要領」の記載に沿って、簡潔で必要十分な申請書を作成してください。
その際、申請書を裏付ける参考資料を整理ののち添付してください。
2. 添付する資料には該当の資料番号(1-1、3-1…等)を付けてください。
3. 診療や手術の記録は、個人を特定できる情報を必ず消してから提出して下さい。マスキングがされていな
い資料は、破棄又は返却の上、再提出を求めます。
4. 送付期限:2021 年 12 月 9 日(木)必着
5. 申請書類の送付先:申請書類は 4 部 作成し、下記に送付してください。
送付後の申請書類は返却せず、審査終了後に破棄します。
必要な場合は送付前に自身でコピーを取って保管して下さい。
送付先: 植込型補助人工心臓実施基準管理委員会
〒112-0004 東京都文京区後楽 2-3-27 テラル後楽ビル1階
特定非営利活動法人 日本胸部外科学会内
Ⅱ. 申請書作成要領
申請書には次の項目の記載を必要とします。なお記載をお願いした項目および内
容は補助人工心臓治療関連学会協議会および植込型補助人工心臓実施基準管理委
員会による実施医更新基準(別紙参照)に対応しています。
【A】 申請者の氏名、所属施設名、役職、住所・電話番号・FAX 番号・E-mail アドレス等(別紙申請書)
(1) 心臓血管外科専門医、または日本胸部外科学会指導医、または日本心臓血管外科学会国際会員である。
(1−1) 別紙申請書に記入するとともに、認定書(写し)を添付すること。
(2) 日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会、日本人工臓器学会に所属している。
(2−1) 別紙申請書に所属学会の会員番号を明記すること。
(3) 実施医認定後 5 年間に、植込型 2 例を含む 5 例以上の補助人工心臓(*1)の臨床経験(*2)を
有する。
*1:遠心ポンプを使用した左心バイパス(ここでは左室脱血-大動脈送血を指す)についても、
手術手技上同等と見做すことができるので補助人工心臓の経験として含めることができる。
但し、LV vent 付きの Central ECMO は VAD の経験としては認めない。
*2:所属施設において装着術を施行した症例であること。
なお、所属施設が植込型補助人工心臓実施認定施設以外の場合には、所属施設において植込型補助人工心
臓装着例の入院あるいは外来での管理を3ヶ月以上行った症例を含めることとする。
(3−1) 実施医認定後更新申請までの補助人工心臓経験症例については、補助人工心臓経験例リスト(実施医更
新認定用)により申告すること。5 例分の手術記録または管理記録を提出すること。 管理記録にて申
請者の氏名が確認できないが実際には関与している場合に限り、さらに「診療実績」の用紙に記入、捺
印して提出すること。
(4) 実施医認定後 5 年間に補助人工心臓治療関連学会協議会植込型補助人工心臓実施基準管理委員会が承認
した研修プログラムに 3 回以上参加している。なお、5 年間で 10 例以上の補助人工心臓の臨床経験を
持つ場合には、研修プログラムに 2 回以上参加していればよい。
(4−1) 以下のいずれかの研修プログラム受講証(写し)を添付すること。
東京大・東京女子医大共催補助人工心臓研修コース
国立循環器病研究センター・JACVAS のコース
西日本補助人工心臓研修セミナー
東北・北海道地区補助人工心臓研修コース
九州・沖縄地区補助人工心臓研修コース
Ⅲ. 植込型補助人工心臓実施医認定登録・更新に関わる費用
更新認定申請料はかかりませんが、植込型補助人工心臓実施医に更新認定された場合は実施医更新認定登録料として 1 万円を申し受けます。また、5 年毎の更新を必要としますが、更新時には実施医認定登録更新料として 1 万円を申し受けます。
更新認定通知があった場合、速やかに登録料をお振込みください。
振り込み口座は、認定通知時にお知らせします。
認定書送付先・お問合せ先
補助人工心臓治療関連学会協議会
〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-27 テラル後楽ビル1階
特定非営利活動法人日本胸部外科学会 内
EMAIL: vad-amd@umin.ac.jp
※幣研究会ではお問い合わせにお応え致しかねます。上記へ直接お問い合わせください。
【必要書類】